工務店魂!!!

ブログを書きながらなんですが
インターネット等で探すタダの情報って
タダはタダですね(笑)。
良い情報もあるのでしょうが
やはり価値ある本当の情報は、安売りしないですよね。
良い情報は努力と手間隙掛けて得なければならないなと感じています。
私もインターネットで得た情報で色々建材等試しましたが
ろくなのがありませんでした(笑)。
うたい文句では判断できませんでした。
これをもしお客様のとこれで使っていたらと想うとゾッとします。
やはり見て触って実際使ったことある方から感想などを聞いて
使わないといけないなと想います。
本当に良いものは広めなくても広まっているように思います。


しかし、守りに入りすぎてもいけないと想います。
クレームになりにくい材料のみでは進歩がありません。
うちの場合無垢材がほとんどです。
これらは材料に対する知識と経験とあつかえる技術が必要です。
またそれ以上に木に対する情熱と愛情が大切です。
木の心を感じなければなりません。
今日も足守の現場で棟梁とお話していて
「美しい木に鋸を入れるとき躊躇する」
といっていました。
先日1枚10数万円する木を加工してもらったときのことです。
プロ(私ですが(笑))が吟味して惚れ込んで買った木です。
これこそが真剣に木に向かい合う者の姿勢ではないでしょうか。
美しい木は年月、四季を重ねてその状態に至っています。
この尊さを感じながら木に新たな命を吹き込んでいく。
出来た造作を見ればその心意気を感じます。
緊張感の中から生まれる美しさ!!


逆に扱いやすいのは
集成材や新建材など工業製品ばかりで固めたお家。
こういうのは精度が出ていますし後々も狂いにくく
大工さんの技術もさほど要りません。
いらない分失っているものも多いように想います。
我々工務店
ハウスメーカーが得意とする
画一的で綺麗なだけのお家でなく
材料を吟味し職人さんの技術を活かした
お家を作っていかねばと想います。
さらに素材の使い方も従来どうりではなく
「デザイナーがやったんか」くらいの
センスも身に着けていかねばなりません。
そうすれば自(おの)ずと
争わなくてもやっていけるようになると、
そういう信念です!


今日の足守の状況

西粟倉村産杉!
メッサいいね。


草々