鈍刀を磨く
いつもありがとうございます。
今日はいくらか寒さが和らぎました。
心なしか人の動きも軽く感じます。
今日は詩のご紹介です。
「鈍刀を磨く」 坂村真民先生
鈍刀をいくら磨いても
無駄なことだというが
何もそんな言葉に
耳を貸す必要はない
せっせと磨くのだ
刀は光らないかも知れないが
磨く本人が変わってくる
つまり刀がすまぬすまぬと言いながら
磨く本人を
光るものにしてくれるのだ
そこが甚深微妙の世界だ
だからせっせと磨くのだ
世の中に無駄な努力は無いということと
外部でなく自分をひたすら磨き高めることの
大切さを教えてくれているなと思いました。
因は我にあり
自らに問いを持て!
念念