昔と今

今日は左官屋さんのお誘いで他社の
外壁の下地を見学に行きました。
今当社でも下地の施工中です。
下地は自社施工です。
社員さんがするかできないときは私が行います。
今日拝見して想ったのは
昔の下地とは圧倒的に違うと言うことです。
昔のモルタル下地のおうちは良く割れていますよね。
それは下地の処理が今のようにしっかりしていないからです。
腕や材料の配合もありますが下地によるところも大きいと想います。
これは安心して左官下地の外壁をオススメできるなと感じました。
何が違うかと言うと
まず、ラス網が波波になっているということ。
これでモルタルのラスに対する付着が大幅に増します。
付着がますと割れにくくなります。
次にラスの留め方。
昔みたいに手で打つのではなくて
鉄砲でごつい玉を5cm間隔ぐらいで打っています。
ここまで打つかと言うくらい打ってました(笑)。
後は上塗りのときクラック防止ネットと言うのを張ります。
グラスファイバーで出来ていて引っ張りに強いです。
サイディングなど乾式工法全盛ですが
うちはなるべく湿式工法にこだわります。
手間と時間とコストがかかり天候にも左右されますが
だからこそ独特の風合いがでます。
わかる人にはわかる、わからない人には分からない(笑)。
でも日本人ならきっと雰囲気で感じるはず。
自己満足かもしてませんが
外観も上質にこだわっていきたいです。
今日道具をお借りしてきました。

時間を作ってパンパンやってまいります。


草々