来たー!

今朝は倉敷MS。
朝の挨拶を久しぶりにさせていただき
良い緊張感を頂きました。


役員会を途中で抜けて現場へ。
材料搬入、大工さんのお手伝い頭と体を使うと気持ち良いですね!
工事の内容はひとつの子ども部屋を2つに分ける工事。
色々考えた結果無垢の板で仕切ることに。
こうすると工期は半日、予算もこれで¥64,000 安いでしょう。
ベットと良く合いなかなかだなー、と自画自賛(笑)。


工事中、大工さんが色々技術指導くださりました。
鉋、鉄砲、ミゾキリ・・・大工仕事ってオモロイナーって改めて想いました。
隙間時間を利用してちょっとずつ修行していきたいです。
その後10分ほど遅刻して足守へ。お客様とお打ち合わせ。
照明配線等ご確認頂きました。
良い感じになりそうです。
K様ご足労有難うございました!


そうこうしていると知り合いの業者さんより耳寄り情報が。
100坪の敷地に70坪の倉庫+事務所で6万円という物件があるとのこと。
しかもそこは建設会社さんが使われていたので材木も残っているようす。
早速待ち合わせして見に行きました。
なかなかのところでした。
これが借りれればなんでもできるなーって感じです。
で、現在借りられている方にご挨拶にお伺いいたしました。
すると、とても気さくな棟梁さんがいらっしゃいました。
棟梁「あんた、なにやっとんの?」
私 「建設会社です」
棟梁「もうからんやろ」
私 「もうからんでも、楽しくやってます」
棟梁「そら、ええこっちゃ、たのしんでもうけにゃあかん」
私 「有難うございます!」
棟梁「本いるか?」
私 「どんな本ですか?」
棟梁「これどうや」
私 「すごいっすねー」
棟梁「もういらんからやる、あんたみたいな若い勢いのあるやつさがしとったんや
   40年前で一冊2万円もした本や」

私 「うぉー、これすばらしいですねー」
棟梁「ただ、この一冊はまだやれん、いずれあんたにやる。約束や。鋸いるか?」
私 「ほしいです」
棟梁「なんぼでもあるからもって行け」
ってな具合で、さしがねや鉋、鑿色々くれました。
棟梁は
「あんた大工じゃないのになんでいるんや」
と聞かれました。
私は
「普通大工さんは60歳から引退しだしますが、私は60歳から大工がしたいので
 それまで刃物の研ぎができるようになりたいんです」
というと
「気に入った!」
と言って何でもいうてこいって感じでした。
こんな人おるんやなー、って感動いたしました。
昔の大工さん職人さんって本当に魅力的な人多いです。
こういう気質の方が生きていけない時代になり寂しい限りです。
私自身力はありませんが気概だけはこの棟梁のようでありたいと想います。
でも食えない大工ではいけないので食える大工(私の場合は建設会社)
も追求していかねばならないなーと想っています。


でも、ここが上手く借りれるとかなり環境が変わりそうです。
良い行いをして成就するよう祈りたいです。
来週また訪れて持ち主さんと交渉です。


PS
大きいけど会長、ゼロO様
ここでもお掃除道具全部置けますよ(笑)。


草々