手間ヒマ掛ける

昨夜「カンブリア宮殿
の録画を見ました。
TVはほとんど見ないのですが
致知出版社の小笠原節子様より
案内のメールをいただいていたので録画しておきました。
靴下屋の創業者越智直正様のお話でした。
凄く共感を覚えました。
3足1000円の靴下が主流の時代に、靴下屋様では
1足1000円以上する靴下が飛ぶように売れる
のですが、それは履いた人がすぐ違いがわかるからです。
ずれない、冷え性が治るなど製法、素材にこだわってます。
越智社長が仰っていた言葉の中で私が一番共感したのは、
手間隙掛けて良いものを作る。
ということです。
効率社会の中で逆をいっていますが
履いた人が感動し自慢したくなる。
そんな靴下だからこそ高くても売れるのでしょう。
私も、ものづくりは徹底して手間隙掛けるべきだと思います。
細部に魂が宿る、とは効率より
どれだけ使う人のことを考えて作るかだと感じます。
最後に越智社長の言葉を紹介して終わります。
「頭のよさだけでは決してよい仕事はできません。
 その土台になる生き方や、 仕事に対する考え方が
 しっかりしていなければならない」
こうしたものさしがあってこそ良い仕事が出来るのでしょう。
示唆に富んだお言葉だと想います。

草々